渡辺やよいの楽園

渡辺やよいの楽園

小説家であり漫画家の渡辺やよい。
小説とエッセイを書き、レディコミを描き、母であり、妻であり、社長でもある大忙しの著者の日常を描いた身辺雑記をお楽しみください。


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渡辺やよいの楽園



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弁当も毎日だと、メニューに苦しむ。 
変化をつけるために、キャラ弁とかになってきた。 
商売柄、キャラものは得意である。 

今日は、まっくろくろすけ弁当。

おにぎりの中身は、シソゆかりとわさびふりかけ。
今まで一番気に入ってるのは、娘のリクエストに答えた「進撃の巨人」弁当。 
黒バスケーキは、娘の友人の誕生日に作った。 

けっきょくさあ、物作りがすきなんだな。 
そして、いらんプロ根性が湧いてきて、どんどん凝っていってしまうのだな。 

次回は、リラックマ弁当作るか。

 新学期も始まり、毎日子どもの弁当作りに追われる。

 ああ、義務教育の給食の偉大さを感じる今日この頃。

 料理は嫌いではない。

 だが、わたしは料理が好きというより、作って喰わせるのが好きなんだな。 
 自分一人だと、卵かけご飯とかで終わりだもん。 
 料理は得意で、なんでも美味しく作れる自信はある。が、だれか食べてくれる人がいないと、ぜんぜんやる気にならん。子どもが独立した後、老後、同居してくれるパートナーを探したほうがいいかもしれん。

 

とまあ、こんな毎日でいいいのか?

忙しい忙しいで、何十年も人生が過ぎていってしまった。

自由業の忙しさは、365日24時間制なので、お給料をいただく人たちには理解しがたいところがある。休日祝日、春夏冬休み無関係。

若い頃は、この度し難い忙しさに周囲からずいぶん嫌味を言われたものである。

「忙しい」が偉そうにみえたのかもしれない。

だが、自由業は忙しいというのが食えている、という意味で、暇になったら失業中ですという意味だ。

人気仕事は、120%仕事があるか、0。どっちかしかない。

ちょうどいい忙しさなどというものは存在しない。

ほんとうに、こんな綱渡りの仕事でよくもまあ、何十年も飯を食えてきた。家族も養ってきた。

誰がなんと言おうと、この結果に自分は自分を褒めてやりたい。

こんなハードな日々を乗り越えていけるのは、その矜持だけ。

「もうやめたい」「もうかけない」「苦しい」内心叫びつつ、今日もかく。

少なくとも子どもたちが自立するまで、これは続く。

でも、もう少しだ。頑張れ自分。

忙しくて放置していた犬を、やっとシャンプー。

さすがに犬も嬉しそう。

 

 

 

 

 なんと、いつの間にか3月突入!

 子どもたちも無事、受験地獄を乗り越え、行き先がそれぞれ決定し、母はほっと肩の荷が下りた気持ち。

 だが、仕事の荷はいっこうに下りない。

 まだまだ学費がかかるので、お母さんは働くしかないのである。

 イグアナがオスだったと判明。

 発情期に突入し、部屋に唯一いるメスの私に欲情し、腕にすがりついて甘噛みし、悩ましいポーズを取ってくる。春である。

 しかたなくやらせといて、私はぱこぱこと仕事を続けるのである。

 

 

 なんと、いつの間にか3月突入!

 子どもたちも無事、受験地獄を乗り越え、行き先がそれぞれ決定し、母はほっと肩の荷が下りた気持ち。

 だが、仕事の荷はいっこうに下りない。

 まだまだ学費がかかるので、お母さんは働くしかないのである。

 イグアナがオスだったと判明。

 発情期に突入し、部屋の唯一いるメスの私に欲情し、腕にすがりついて甘噛みし、悩ましいポーズを取ってくる。

 しかたなくやらせといて、私はぱこぱこと仕事を続けるのである。

 

 

と、思うくらい2月がきつい。
仕事もプレイベートも、めちゃくちゃ追い込まれてる感。
毎日ぎりぎりへとへとで、仮眠を5分取ろうとベッドに倒れ込むと、2秒で即寝してしまう。
んで、目覚めるまで、背中になにかおんぶして寝ていたことにすら気がつかない。
最近、私が仮眠すると、すかさず背中で暖をとるイグアナである。
ああ、次に生まれるときはイグアナになりたい、と思う私。
 

冬場のイグアナのベタ甘ぐあいはすごい(人間は暖かいからね)

これはもう、ゴロゴロ言わない猫レベル。完全草食、鳴かず、毛も抜けず、トイレも覚えるこの爬虫類、ペットとしておすすめだけど。爬虫類だけに、ポピュラーさがいまいち。。

こういう写真だけ見て、「うわあ、イグアナ可愛い、飼おう!」

とか、安易に飛びつかないように。

欠点。

ベビーは手乗りサイズだが、すぐにでかくなり小さい猫くらいの大きさにはなる。成長すると、ケージ飼いは到底無理で、部屋に放し飼いが基本になる。トイレは根気よく教えればきちんと覚えて、指定の場所でしてくれるが、排泄物はとても臭い。

完全草食だが、毎日新鮮なグリーン系の野菜が必要で、お野菜が高い昨今は餌代もばかにならない。

部屋は年中30度以上に。爪が鋭く(爪切りはするが)、カーテンなどはぎたぎただ。汗をかかないので、塩分を鼻水で飛ばす、窓など塩でがびがびになる。 あと、爬虫類は慣らすまでにはそれなりに根気が(1、2年)必要だし、オスは発情期には乱暴になる。基本、しつけはきかない。

うちのイグは、高いところから飛び降りそこねて怪我をし、前足の指が欠損している。怪我や病気になると、爬虫類を診てくれる獣医さんは少ない。

爬虫類だけでなく、生き物を飼うと、家の中が汚れて傷だらけになるのは、犬猫も同様。そして、愛情深く育てても、飼い主よりあっという間に年を取り、介護も必要だし看取りもいる。

そういう覚悟をきちんとしてから、飼えば、彼らはとても人生を豊かにしてくれるはずだ。